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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ 七宝 妖術 小狐妖怪三人組 狐妖怪 用語 称号 【概要】 狐妖怪位(きつねようかいのくらい)とは、狐妖怪の地位と実力を示す位階である。狐妖怪位は狐妖怪にとって絶対的な物であり、年齢に関わらない上下関係を生み出す。本来は貴族や神の官位に使われる言葉であり、狐妖怪の位階は全てで30段階存在する。人間の場合は正を「じょう」と読み、例えば正一位なら「じょう いちい」と読む。神の場合は正を「しょう」と読み、例えば正一位なら「しょう いちい」と呼称する。狐妖怪位も読みは「しょう」であり、人間の貴族の官位よりは神の位階により近い存在として描写される。 年に一度の「妖術昇級試験」でのみ昇級でき、どれほどの実力者になっても試験に参加しなければ昇級できない。昇級難易度は非常に高く、第25位階・従八位上でも狐妖怪の間では尊敬を集める。正一位になるには100年を超える修行が必要とされる。七宝は非常に才能が豊かであり、作中の段階で第24位階・正八位下に到達。それから3年が経過した最終回の時点で既に第19位階・正七位上にまで達している。 【位階一覧】 最高位階 正一位(しょう いちい) 第2位階 従一位(じゅ いちい) 第3位階 正二位(しょう にい) 第4位階 従二位(じゅ にい) 第5位階 正三位(しょう さんい) 第6位階 従三位(じゅ さんい) 第7位階 正四位上(しょう よんいのじょう) 第8位階 正四位下(しょう よんいのげ) 第9位階 従四位上(じゅ よんいのじょう) 第10位階 従四位下(じゅ よんいのげ) 第11位階 正五位上(しょう ごいのじょう) 第12位階 正五位下(しょう ごいのげ) 第13位階 従五位上(じゅ ごいのじょう) 第14位階 従五位下(じゅ ごいのげ) 第15位階 正六位上(しょう ろくいのじょう) 第16位階 正六位下(しょう ろくいのげ) 第17位階 従六位上(じゅ ろくいのじょう) 第18位階 従六位下(じゅ ろくいのげ) 第19位階 正七位上(しょう しちいのじょう) 第20位階 正七位下(しょう しちいのげ) 第21位階 従七位上(じゅ しちいのじょう) 第22位階 従七位下(じゅ しちいのげ) 第23位階 正八位上(しょう はちいのじょう) 第24位階 正八位下(しょう はちいのげ) 第25位階 従八位上(じゅ はちいのじょう) 第26位階 従八位下(じゅ はちいのげ) 第27位階 大初位上(だい そいのじょう) 第28位階 大初位下(だい そいのげ) 第29位階 小初位上(しょう そいのじょう) 最低位階 小初位下(しょう そいのげ) コメント 夜叉姫は本当に最低の設定だな。同人以下。 -- 名無しさん (2022-01-16 00 20 50) 名前 コメント
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NO.207 東西 天狐@akiharu国さんからの依頼 要点:火焔が良いところスキーでかっこいいところ、げふー、となっているところ、おみやげ物屋のシーンのどれかからお願いします 東西天狐は結城火焔に好意を持っている人間の一人である。ありていに言うと火焔大好きな人である。 結城火焔は世紀のスーパーガールで美少女ハンターである。あとついでに山岳騎兵でもある。 「スキー?」 「うん、このパンフレットにスキー場載ってたから」 今回の話はそんなところから始まったような気がする。他愛もない会話だった。 「でも小笠原には流石に雪はないと思うんだけど…」 「そんな事ない。ほらここにしっかり載ってる」 結城火焔が取り出した記事にはでかでかと文字が書いてある。 「何々、『冬のカニ鍋食べ放題。激安20にゃんにゃん(わんわん)』…?」 「そっちじゃないその隣!」 「あ、ごめんごめん。ええと『宰相府主催スキー旅行。白銀の世界が貴方を呼んでいる』か。え、でもこれって」 「うん、あと5分で出発だから早く行くよ」 「えー!」 「あ、コガは連れてけないからちゃんと預けておいてね」 「えー!」 驚いた天狐の目には紹介記事の横に書かれた『※ なおお食事券所持のお客様にはバーベキュー食べ放題!』という一文が止まることはなかった。 それから先はまさに強行軍であった。1分で藩王であるakiharuに連絡し、2分で身の回りの物を用意すると大急ぎでバスに乗り込んだのである。 (車中でレンタルでいいのに、とか言われて凄いへこむ事になる) 火焔のスキー板がエッジを立てるごとに、雪が空中に舞う。天狐の目にはその姿が(日光がそれに反射して物理的に)まぶしく映った。 ゴーグルに隠れた表情がにやり、と笑うと勢いそのままに1m近い段差から空中へと飛び出した。そのまま空中で360度回転すると見事な着地を決める。 「滑るの上手ですねえ。もしかして上級者です?」 「ううん?訓練でやっただけ」 ざば、と天狐の前で止まるとゴーグルを外して答える火焔。超余裕である。 「おかえりー。訓練でスキーやるんだ。」 「山岳騎兵の必須科目よ?」 へへーん、と自慢げに豊かな胸を張っている。ああ可愛いなあ可愛いなあといつもの如く思う天狐であった 「あ、なるほど。広島だけじゃないものね。かっこいいー。実はスキー初めてなんだよ」 「そうなんだ?ま、女心もわかんないところだしね」 「・・・分かるように頑張るから、滑り方教えてくれないですか?」 しくしくしくと涙を流す天狐。雪山までこんなこと言われないかんのかとちょっと泣けた。 「いいわよ?でも、厳しいからね」 「ふふふ、望むところだ!と言うわけで先生、お願いします」 「まず基礎理論、傾けない限りは、倒れない。OK?」 「まっすぐ立つように心がける、ってことかな?」 頷く火焔を見て、天狐はよろよろと立ち上がる。 「速度を落とす時は、ハの字に広げる」 カタカナのハという字を手で作ってみせる火焔。 「ハの字?・・・・あ、スキー板の形か。なるほど」 素直にハの字に動かしてみる。どうも安定性が悪いのか股関節が両方に引っ張られる感覚だった。 「ん?逆だとまずいのか」 「ま、どうしようもなくなったら、こけて、逆だとひねるよ。足首」 「なるほどおおおおお」 叫びながら天狐は転げていく。ごきぐしゃぼてん。 「・・・・・なるほど、こけたら取り敢えずは止まるね」 うんうん、と頷く天狐、これで手と足の向いている先がまるで逆というミステリアスな体勢で答えてなければ、普通出会った。 「よし。完璧だ。体はまっすぐどうしようもなくなったらこける!」 「普通はハの字ですべって尻もちつける方法でおしえるんだけどね」 でも山岳騎兵はこけるより速度上げたほうがいい時、多いしと呟く 「止まったほうが危険が大きいってこと?」 「幻獣は骨折じゃすまないわよ?」 「・・・なるほど。確かに掴まるよりはマシだ」 想像してぞ、とする天狐に向かって火焔は微笑む。じゃ、レッスン1ねと口が動く。 「こけたら看病してあげる。やってみなさい」 「よし、なら安心だ!」 1どころかいきなり実践であったがどきどきしっぱなしの天狐にはどうでもいい事であった。 数十分後- ぴしっと決まった滑りを見せる天狐の姿があった。1d100で3を出したくらい見事である。 その姿を見た火焔はよし、と笑った。 「おおー速い速いー!」 火焔ちゃーん、滑れてるよーと手を振ってはしゃいでいる。 とはいえ隣を滑っている火焔が気付かないうちに誘導しているおかげでもあるらしい。 「楽しいねえ!」 「うんいいぞ。天狐」 天狐の笑顔ににかっと笑う火焔。その姿に天狐はああ幸せだなーと心の底から震えている。 「なんだか病み付きになりそうだよー」 その言葉にふうん、と 「軽く、上のほうから下までいってみよっか」 「了解」 山頂を見て30分くらいかな、と呟く火焔。どうやら目測をして所要時間を出したらしい。 かなり上の方までリフトで上がると下を目指して滑り出した。針葉樹の脇を少しずつ滑っていく。 先ほどと同様に、火焔は天狐が危険なところに行かないようフォローをしつつ一緒に降りていく。 「結構うまいじゃない?」 「教え方がうまいのと、後は直感?」 そう嘯きつつハの字ボーゲンで滑る横を、火焔がしゃっしゃっとシャープに滑っていく。 ここで天狐の胸にほんのわずか、漢のプライドというけちな炎が灯った。 さっき上手く行ったんだからここでカッコいいとこ見せたい。そういう欲がほんのわずか浮かんだのを否定する事はできないと後に天狐は語る。 「・・・・・・そっちの滑り方のほうがかっこいいね」 「速度、出過ぎるけど。まあ、少しやってみたら?コンディション悪くないし」 火焔の言うとおり、ゲレンデのコンディションはかなりいい。普通に滑る人間ならば何の問題もなく滑れる状態であった。 「よし。じゃあやってみるか!今日の俺はいけるはずだ!」 ハの字ボーゲンから板を揃えてのスタイルに変える。途端に1.3倍ほどのスピードが出てきた。 よく言われる風を切って滑る感覚である。 だが天狐は忘れていた。彼は今日始めてスキーをした男であり、その腕前は普通に滑る人間よりもかなり下の方だったということを。 早い早い、と言った次の瞬間、そこにはこぶが見えていた。お約束どおり空を飛ぶ天狐 「速いはやーーーーーーーってうわああああああ」 「ジャンプはまだ早いかなぁ」 「ノオオオオオオオオオオ!!!!そういうことは先にってぎゃー」 華麗に着地した火焔と対照的に高速回転しながらあっという間に雪の塊となった天狐はごろごろと転がり続けていく。 そしてその先には更にお約束どおり樹齢数十年くらいであろう立派な杉の樹の根元があるのだった。 ずでんぼしゃめきぼきめめたぁっ 「生きてる?」 「・・・・・・・・なんとか。ちょっとぼーっとしてるけど痛いところはないよ」 倒れたまま右手を上げる天狐。 明らかに体の前面と180度別の方向を向いてる首を無視して火焔は微笑んだ。 「じゃ、ゆっくりおりましょ?」 ごきゅ おもいっきり首を捻って元の方向に戻してあげると火焔は手を貸した。 「ハイ、そうします。今日の所はハの字でいくよ」 そうね、と言って二人はゲレンデを降りていった。 この後、宰相府藩国冬の園においてBBQ大食い女王として長く名を残すことになるとはこのときの天狐は知る由もない 二人の歴史が、また、一ページ… 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 一言。たかはらさんなんでわたしのこころがよめるんですか -- 東西 天狐@akiharu国 (2008-02-22 00 04 29) 名前 コメント 御発注主:東西 天狐@akiharu国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=71 type=54 space=15 no= 製作者:高原鋼一郎@キノウツン藩国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=789;id=UP_ita counter: - yesterday: -
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■猫神狐狗狸(ねこがみ こくり)■ ■人物像■ 16歳 女 共学制の男塾と名高い私立言霊学園に通う女子高生。 しなやかなイメージの矮躯とふんわりとした短い金髪が特徴でなんとなくヒヨコをイメージさせる。 学園内の不思議を解明する(※)KMRの隊長を務める。 憧れの人は当然の様にキバヤシで聖書は「MMR」。 不思議の臭いを察知するとどこからともなく現れて勝手に説明を始めるのでけっこうウザイのだがかわいい顔立ちをしてるので男子人気は高い。 リアクションの大きい部下を4人くらい欲しいなと思っている。 「○○の正体(事実)は××だったんだよ!」 ※「KOTODAMA MISTERY REPORTAGE」の略称 ■もう寝るっ!■
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●狐陽 ●設定 名前:狐陽(こよう) 根源力:1500(“狐月の子”根源力500スタート)(狐月成長+1000) 茶葉:300(狐月と共有) RPB:0 CP:5 原型:花人 A:性別…無性・華やかで、可愛らしい B:根源種族…薔薇・癇癪もちで扱いづらい。 C:根源属性…火・炎を出す能力を持つ。 D:根源色…赤・権力と誇りを司る 種族ハイブリッド 根源:薔薇(赤) ハイブリッド:アザミ(紫) ハイブリッド:柊(緑) CP使用設定 地域+住居:東の園+壇:5+10 コミュニティ:未定 その他: 業物所持:40:宝石剣 マエストロ:40:剣術 CP遍歴 100-95-85-45-5 設定: 狐月の子として生まれた花人、外見的には女型。 面倒臭がりやな親に似ず、真面目な性格だが癇癪もちで五月蝿い。 生まれてしばらくは親について彼方此方を放浪していたが、最近東の園に住居を構えた。 狐月流鉄扇術を独自の形で剣術へと昇華し使いこなしており、戦いの才能は非凡。 狐月曰く“わしよりはるかに苛烈じゃぞぉ~”とのこと。 [ルート成功要素] 風:1 火:1+3 水:1 土:1+1 色:2 [リーフ成功要素] 外見:2 素質,特徴:2 種特性:3 能力,技術:2 土地,繋がり:1 ●外見デザイン #クリックで原寸
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スピキオ印の犬猫ブラシ 商品ページ またたびアイドルスピキオ愛用!たまに・・・ストレス解消の相手にも。 L:スピキオ印の犬猫ブラシ = { t:名称 = スピキオ印の犬猫ブラシ(アイテム) t:要点 = 猫犬,スピキオ印,ブラシ t:周辺環境 = 家 t:評価 = なし t:特殊 = { *スピキオ印の犬猫ブラシのアイテムカテゴリ = ,,,{設置型アイテム,消費型アイテム}。 *スピキオ印の犬猫ブラシの位置づけ = ,,,{家具,ショップアイテム}。 *スピキオ印の犬猫ブラシの取り扱い = ,,,silver vine。 *スピキオ印の犬猫ブラシの販売価格 = ,,,2マイル。 *スピキオ印の犬猫ブラシの特殊能力 = ,,,犬や猫の体が綺麗に保たれる。この効果は使用開始から1ヶ月持続する。 *スピキオ印の犬猫ブラシの使用回数 = ,,,使用回数(1回)。 } t:→次のアイドレス = なし }
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東西 天狐様からのご依頼品 /*/ ――――――東西天狐は海岸に辿り着いた。 少し荒くなった呼吸を整えながら、駆けて来たその足を止める。 ―――ザッ――と立ち止まる足音がやけに体に響いた気がした。 彼の立つ場所からは、夕陽に照らされ彼女の名前のように紅く煌めく海岸が見える。 海岸にはいくつかの岩が並んでおり、そのなかでも一際日当たりが良さそうな岩に夕陽をバックに大きな獣と女性のシルエットが見える。 彼女は、―――結城火焔は他の岩に比べる一回り大きなその岩にぽつんと座り込んでいた。 傍らのコガが寄り添い、日が沈むなかにおいて熱を失いつつある潮風から彼女を守るように風上に体ををひねらせた。 時が昼間ならば、一見のどかな風景に見えるだろうそれも、だからこそ彼の心を締め付ける。 『勢い込んでここまできたけど、彼女を見守る行為が彼女の負担になるので無いのか』 と、ふと思ってしまった。 彼の視線は結城火焔に向いていたが、その視界は何も移してはいなかった。 雲を見ていたわけでは無い。 ましてや暮れて行く夕日を見ていたのでも無い。 瞳に光を受けながら、尚その視界には何も移さず、ただ願っていた。 天狐の頬に当たる熱が薄れていく。彼女の座る岩の影が夕陽の傾きにつれて、少しづつ長くなる。 地に這うように伸びる影が今日という日の終わりを告げるように天狐の頬に当たる光をかき消す。 このまま今日が終わることが、彼女が泣いたまま今日という日が終わることが、たまらなく悔しかった。 東西天狐はすこしだけ空を仰ぎ、皆のアドバイスを思い浮かべ、拳を握りこんだ。 今度はその光景を少し視界に映し、結城火焔のために祈った。 ――――――消えるなよ、太陽――――――せめて、もう少し――――、 そして、自分を奮い立たせようと意識して足音を立てて、彼女の座る岩の隣りの岩に近づく。 結城火焔を見る。 背中はしゃくりをあげている。 近くに誰かが来たことを感じて、泣いているところ見られているという恥ずかしさと惨めさでまた涙がぶり返したのかもしれない。 天狐は彼女の岩まで約1mほどの空間を隔てた隣りの岩で彼女のために祈ることを決めた。。 少し肌寒い風が吹いた気がした―――――――――。 /*/ 仰ぎ見れば、ふと釣られて視界が広がってしまうような青空。 映える真白の綿のごとき小さなちぎれ雲は悠然と風に流れる。 雲は重なりながら、そしてまた離れながら、その形を刻々と変える。 声を上げれば、何処までも 誰にでも 届きそうな青空。 悠久を見出したはずの空は変容する雲の如く、その有様を変える。 雲が風に流れるように、 ――――――空は―――時に流される。 /*/ 結城火焔は自分が情けなかった。 彼女は海岸の岩の一つに背中を丸めて座り込んでいる。 傍らには相棒であるコガが寄り添い、冷たく感じ始めてきた潮風への壁となっており、その気遣いがうれしかった。 それゆえに自分が惨めになったような気がして、収まり始めた嗚咽がぶり返す。 この程度のことで悲しみに支配される自身の心の弱さを恥じた。 いつものように笑い飛ばしてしまえば、暴れてごまかしてしまえれば良かったかと思った。 ――――――が、今日に限ってはそれは違う気がした。 馬鹿者の如く笑い飛ばすには、愚か者の如くごまかすには今日は楽しいことが、嬉しいことが多すぎた。 ナース姿のかれんちゃんに抱きついたりとか、 今日のメンバーの中で唯一、男である天狐をからかってみたりとか、 阪明日見を抱えて、はしゃぎまわったりとか、 暴走して美少女ハンターの血を滾らせてしまったりとか、 パン食い競争でコガが全てのパンを食いちぎって逃走したりとか、 メガネを掛けて、ちょっとおしゃれを気取ってみたりとか、そして、みんながそれを可愛いと褒めてくれたこととか、 そんな今日の思い出を、「なきモノ」のようにあつかうことは出来なかった。捨てられるものではないと思った。 そして、そういうことを全てひっくるめて今日という日が楽しかったから、余計に――――――、 『クッソ! ヤバッ! また出てきたっ―――』 考え事をして、少しは収まってきたと思った涙がまた溢れ、海岸に小さな嗚咽が響く。 ――――――悲しくなる。 そしてまた、結城火焔は自分が情けなくなった。 悔しさからコガの毛を掴む手に力を込める。 そして思う。 『こんなんじゃ、ただの子供じゃないか・・・。』 耐え切れなく飛び出してしまったが、あの後みんなはどうしただろう、と。 慰めに来られても私はきっとまた泣くだろう。 そして、急に居なくなってしまったことで、嫌なやつだと思われていないだろうかと。 ――――――ザッ、と足音が鳴る。 『―――――ッ!!』 顔を上げる。 しかし涙が頬に流れ落ち、今の自分の状態を思い出して慌てて顔を伏せる。 急に人が来たことに驚いた。 その上、嗚咽を上げているところを見られたのかッ!!と思い、顔が熱くなる。 こうなってしまっては情け無い上、恥ずかし過ぎて、最早、誰が来たのか顔を確認することも出来ない。 コガが警戒してなかったので、辺りには誰も居ないのだと思っていた。 と、いうことはコガが警戒しないような誰かが来たのだ・・・。 足音は、自分が座る岩から約1mほど隔てた先にある岩の前で立ち止まる。 伏せた顔をそのままに視線だけを足音の主の方へ向ける。 足音の主は岩に上ろうと手を伸ばしているらしい。岩に隠れて顔こそ見えないが、覗き見える服装とコガが警戒せずに近寄らせた事から誰かは分かった。 ――――――彼だ。 自分のために怒ってくれた彼らを思い出す。心配して来てくれたのだろうか、そうだとしたら嬉しいと思う。 でも、慰めの声を掛けに来たのなら――――――きっと自分を惨めに感じてしまう。 少し肌寒い風が吹いた気がした―――――――――。 /*/ いったい誰が言いだしたのか、――――――楽しい時はすぐ過ぎる、と。 ――――――時が移り変わり、夜が訪れようとしている―――――――――、 太陽はその姿を隠し、水平の彼方にかすかと見える輝きだけがその存在を教えている。 かすかな輝きはほんの数分で完全に消えてなくなるだろう。 朝と夜のその狭間、海岸を煌かせる陽は次第に薄れていく。 /**/ /*/ 少し肌寒い風が吹いた気がした―――――――――。 東西天狐は岩に登り、結城火焔をちらりと見る。その姿を見ていると声を掛けたい衝動に駆られる が、送り出してくれた彼女らのアドバイスを思い出し、喉から出かかった言葉を胸に押さえ込む。 そして、彼女と同じ方向を見つめる。 「―――ぐすっ――――――、」 火焔が涙をすすり上げる声が聞こえる。 『ぐっ!!』と心の中でうめく天狐。彼女から見えない右腕を掴み、爪を立てる。 これでなんとか自分を抑えることが出来るはずだと思った。 /*/ 少し肌寒い風が吹いた気がした―――――――――。 結城火焔は、隣りの岩に座った東西天狐がこちらを見ていない事に気づく。 一人(コガが傍に居るが・・・、)で居ることで保っていた緊張のテンションが緩み出す。 もう、何が悲しいのか言葉に出来ない。まだ、泣き止む事が出来ない自分が悔しくなる。 ただ、天狐が 自分を思って隣りに居ることは分かった。 火焔は少し顔を上げる。まともに顔なんて見ることは出来ないから、天狐の髪をかすかに視界に入れて、つぶやいた。 「―――――――ごめん、」 何に対して謝ったのか、自分でも分からなかった。 /*/ その声を聞いた天狐は火焔がこちらを見ている気がして、口開いた。 感情が何かを口走る前にそれを閉ざし、舌を噛む。 腕に爪を立てるだけでは耐えられなくなりそうだった。 彼女を見据えて慰めの声を掛けたい衝動に駆られるが・・・・・・、堪えて視線の位置を変えなかった。 視界には半分以上が沈んだ太陽が見える。 そして、返事として微笑んで小さく首を横に振る。 上手く笑えていたか。と。そんなことが気になってしまった。 それから、彼女はまた顔を伏せる。 天狐はは、無性に自分が泣きたい気分になってしまい、せめて心だけは彼女の隣りに在れるようにと、少し潤んだ瞳を閉じてを願った。 とうとう太陽がその姿を隠す。 その日最後の陽の光は完全に隠れ、辺りが暗くなる。 海岸沿いに並ぶ街灯が灯り始める。 風が余計に肌寒くなってくる。 陽にさらされていた岩が次第に熱を失い、その冷たさが鮮明になる。 波の音がやけに澄んで聞こえてくる。 いつもより少し明るい夜のような気がして、空を見上げる。 ―――――――――――――――月が、輝いていた。 天狐は視線を海と空の狭間に向けている。 そして、もしその心、願いに 体があり、手があるのなら、きっと彼女に触れていると思う程に願った。 ―――――――――――バッ!! スタッ!! 突然、隣りの岩から何かが飛び降りた音がして、天狐は彼女の降りた先を見やる。 正確には岩から降りたのはコガであって、火焔はそのコガの背中にしがみついている。 火焔は、岩から見下ろす天狐の視線から身を隠すように、コガの背中の毛に顔をうずめている。 「―――――――――ほんとごめん、――――――ん、いや、ありがとっ。」 「―――――――――うん―――」 結局この時、東西天狐は結城火焔の顔をまともに伺うことは出来なかった。 ――――――ただ少しだけ――思いが、彼女の近くに在れたと感じた。 /***/ ――――――時はすでに夜。空を闇が包み、空気が静寂を彩る。 昼間のように燦然(さんぜん)と輝く太陽は今は無い、はしゃぎ回るには、辺りは波音と風音がかすかに聞こえるのみで、その静けさに少し気が引けてしまう。 ―――――――――薄明かりの中、2人と一匹の雷電は家路を行く。 結城火焔は泣きつかれたのか、コガの上で少しぐったりした様子でその背中にしがみついている。 東西天狐は気をつかってゆっくりと歩くコガの隣りを少し早足で歩く。 火焔は気恥ずかしいのか、顔を背け、天狐の顔を見ようとはしなかった。 天狐は彼女の後頭部しか見れないことを残念がったが、彼女の悲しみが少しでも晴れたことが嬉しく、後頭部とコガを見て微笑んだ。 彼女の背中がゆっくりと呼吸で上下する。 彼はコガに視線を送り彼女の様子を問う。 コガは寝ている彼女を起こさないように起用に戦闘腕で肩をすくめるようなジェスチャをする。 ―――――――――薄明かりの中、2人と一匹の雷電は家路を行く。 東西天狐は泣き疲れて寝てしまった結城火焔の寝顔を見たいと思ったが、辞めた。 出来れば、次に顔あわせる時、笑顔の彼女と笑い会いたいと思ったからだ。 天狐は大きく息を吐き、空を仰ぎ見る。 空には円い月が悠然と佇み、月光で辺りを照らしてしていたからだ。 彼はぼんやりと空を仰ぎ見、空が輝くことを嬉しく思った。 そして彼は、 夜を照らしてくれた満月に、 今は見えずとも願いを聞き入れてくれた太陽に、 彼女を裏切らなかった今日という日に――――――――、感謝した。 Fin(明日へ続く。) 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:東西 天狐@akiharu国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=185;id=gaibu_ita 製作:周船寺竜郎@FEG http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=801;id=UP_ita 引渡し日: counter: - yesterday: -
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なんだかロッキーが調子悪そうにドロンタール(犬、猫)の情報サイトしてるんで、近所のK病院へ連れてったんざます。 8日、新宿のロシア料理で小森純に似た人みたけど本物かな? 会社でドラクエ8談義。あれは良策だったから大盛り上がり! ちょりーっす! あちきだよ。 うちの愛犬その1ボスをいじくりながら書いてっスよ! 大口智恵美とかの使ってるのを参考にして使うとかもありでゴワス。よね。 出張で中目黒に初上陸(?)ご当地のおいしいフレンチを探してみよう! Dさんがカークランドを使用し始め3ヶ月ですが、変わらない。 オールドファッションドをスマートに頼める係長はかっこいいなぁ 試しに一岡工芸合同会社に見積もりを出してみたんデス!が、さっぱり 最近では一般化したECサイト。iLUMINEやALHA-RAGの事を言うのですが、 バーガーキング仕事のサボりに最適じゃ~ ウキウキ 我が家のブラッドハウンドの方は昨年ハインツ小体性溶血性貧血をやっているので友人のDさんも心配してくれた。 まぁ、10月ぐらいまでは様子見デスワ。
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麒麟と猫と狐 「シスイ先輩・・・なんか、メカっぽいものがバラバラになってます!」 「んー?うわ・・・原型とどめてないな。これを一人でやったとしたら相当な実力の持ち主だな。」 「パニッシャーですか?」 「たぶん違うな。ん?氷のかけら・・・それもこの辺一帯に」 「氷属性の能力者ですかねー。」 「冬也、ん?シスイもいるし。珍しいな。」 「凪姉こそどうしたの?って足大丈夫!?」 「ああ・・・ちょっとそこで転んだ。お気に入りの靴下台無しwドジですまんねーw」 「お大事に。うおっ!?」 「シスイ先輩、どうしたんですか?」 「さっき、すごい寒かった・・・」 「え、風邪ですか?」 「いや、冷凍庫入ったような感じが。」 「・・・」 凪姉、君は「能力者」なの?
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スピキオ印の犬猫ブラシ(すぴきおじるしのいぬねこぶらし) silver vineの贈答用商品。 犬や猫の体が綺麗に保たれる。この効果は使用開始から1ヶ月持続する。 L:スピキオ印の犬猫ブラシ = { t:名称 = スピキオ印の犬猫ブラシ(アイテム) t:要点 = 猫犬,スピキオ印,ブラシ t:周辺環境 = 家 t:評価 = なし t:特殊 = { *スピキオ印の犬猫ブラシのアイテムカテゴリ = ,,,{設置型アイテム,消費型アイテム}。 *スピキオ印の犬猫ブラシの位置づけ = ,,,{消費型アイテム,家具,ショップアイテム}。 *スピキオ印の犬猫ブラシの取り扱い = ,,,silver vine。 *スピキオ印の犬猫ブラシの販売価格 = ,,,2マイル。 *スピキオ印の犬猫ブラシの特殊能力 = ,,,犬や猫の体が綺麗に保たれる。この効果は使用開始から1ヶ月持続する。 *スピキオ印の犬猫ブラシの使用回数 = ,,,使用回数(1回)。 } t:→次のアイドレス = なし } 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 フィールド・エレメンツ・グローリー 09/06/08:購入 川原雅 09/06/08:使用 0 鍋の国 10/02/23:入手 八守時緒 1 09/05/10:購入09/06/02:購入09/06/28:購入09/08/02:購入09/09/15:購入 藤村 早紀乃 09/05/12:使用09/06/12:使用09/07/08:使用09/08/10:使用09/09/14:使用 0 涼州藩国 10/02/23:入手 時野あやの 1 参考資料 silver vine アイドレスWiki:スピキオ印の犬猫ブラシ(未掲載) 上へ 戻る 編集履歴:矢上麗華@土場藩国 (2010/02/24) イラスト:silver vine(2009/08/21)
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Q:・自由戦士が出撃した場合、アイドレスは整備できずに破棄されますが、猫士/犬士はどうなるのでしょうか? A:廃棄されます。 Q:自由戦士が藩国へ国民登録する際、わんわん帝國所属だったのに、にゃんにゃん共和国に登録した場合、所持していた犬士はどうなるのでしょうか? A:廃棄されます。 Q:0.6の時にアイドレスをデザインした技手(文士)を0.7で国民に迎えた場合、犬士(猫士)はついてきますか? A:いいえ。 Q.バージョン0.6で自由戦士だった方が、国民に加わった場合技手(0.7では技族?)として登録されると思われますが、この方が保有していた猫士/犬士はどうなるのでしょうか? 1.猫士/犬士は破棄される 2.猫士/犬士はそのまま藩国に加えられる 3.にゃんにゃんならば猫士、わんわんならば犬士のみ加えられる、もしくは変換される のどれでしょうか? A:1です。 Q;脱藩したキャラクターが技師で猫士/犬士を所有していた場合は、藩国の猫士/犬士の合計を減らす必要がありますか? A:いいえ。不要です。 Q: Q:0.6verの時の猫士の扱いについて質問です。 同盟国間で貸し借りした猫士についての認識があやふやなので確認させて下さい。 貸した猫士は作戦終了後、 1:貸した国からも借りた国からも消滅。 (中略) A:1です。 とのことですが、尚書省から新たに配分される猫士/犬士からお借りした国に返却することは可能でしょうか。 A:不可能です。